Melk 無限の笑顔を想像し、創造し、創出し続ける

お問合せ・お申込み

お問合せ受付コールセンター

お問合せ
TOP

スタッフインタビュー

Officeスタッフ

井上 静
「言葉」を大切に、信頼関係をつくる。何でも言える関係でトレイニーさんを支援。

Melkの入社の経緯を教えてください。

大学卒業後は、地元の銀行に入社をしました。融資係の配属になり、企業経営についても学ぶことができました。しかし、若いうちは自分の好きな仕事をやってみたいという思いがあったので2年目の時に、雑貨屋さんに転職しました。異業種への転職で周囲には驚かれましたが、もともと雑貨が好きで、そのお店の商品ラインナップや雰囲気をとても気に入っていたので、お客様の立場から、店舗で働く側に立場を変えて、雑貨に携わってみたいと考えました。売上や予算も任せてもらい、売り場で自分の色を出すこともできたと思っています。とてもやりがいは感じていたのですが、3年ほど経った時に、将来的にもずっとやっていきたい仕事とは何かを考えるようになりました。そこで、キーワードになったのが、福祉業界でした。大学時代から障がい者の方の支援には興味を持っていたので、福祉業界に絞って転職サイトで会社を探しました。その中で、Melkに出会い入社を決意しました。

入社から3ヶ月の業務内容を教えてください。

入社して最初の3ヶ月は、支援とはどういうものかを学ぶ時間だったと思います。具体的な業務は、プログラムの準備やプログラムの進行補助、個別プログラムに取り組んでいる方の支援になります。最初は、手探り状態で、トレイニーさんと、どのような距離感で接したらいいのか迷った時期もありました。効果的な支援を行うには、距離感は近すぎても、遠すぎてもいけません。しかし、ある時、「障がいの有無をあまり意識しないで、普通に接してみたらどうだろう?」と思ったのですね。体調などへの配慮はもちろん大切ですが、Melkで行っているのは生活支援ではなく、就労移行支援です。ですから、職場にいる感覚で自然に接することが、トレイニーさんにとっても望ましい環境だと思えてからは、自分なりの支援スタイルの方向性が見えてきたと思います。

入社後4ヶ月目以降の業務内容を教えてください。

入社から4ヶ月目に入ったころから、トレイニーさんの担当として個別支援計画の立案を行うようになりました。また、プログラムを自分で作成し、ファシリテーションも行っています。例えば、時間管理や第一印象を良くする方法などのテーマですね。自分でテーマを起案する時には、トレイニーさんが、学んだ内容を使うシーンがイメージしやすいテーマを選ぶようにしています。職場の同僚とのランチや歓送迎会などの場面で緊張しないために、テーブルマナーに関するプログラムを実施したこともあります。

プログラムの作成では、「いかに分かりやすくするか」がポイントだと考えています。内容面では、要点を3つに絞ることや、「分かっているはず」で済ませずに、具体的なアクションにつながる情報を盛り込むようにしています。例えば、より良い睡眠のプログラムなどでは、睡眠不足の解消法として、より良い睡眠の環境づくりに関することをお伝えしています。「早めに電気を消す」などは、言われれば、「確かにそうだよね!」と思うものですが、普段の生活では、気づいていないこともあります。こういったレベル感の情報も丁寧に取り上げてお伝えすることが、トレイニーさんにとって有用な情報提供につながると考えています。また、視覚や聴覚など様々な刺激に訴えるような伝え方の工夫も心がけていますね。

プログラム作成をして、自分でファシリテーションをしてみると、多くの気付きがあります。トレイニーさんからリアルタイムに反応があるので、「この点は興味を持ってもらえた」、「こういう言い方だと伝わりやすい」など改善のポイントも見えてきます。Melkとして、プログラムの標準化も進めていますが、ある1人の悩みが実は多くの人の共通の悩みということもあります。今後は標準化と個別のニーズの両方のバランスを取りながら、楽しく学べるプログラムを作っていきたいですね。

川崎砂子Office 井上 静

支援をする中で、どのようなことを心がけていますか?

MelkのOfficeがトレイニーさんにとって、リラックスして学べる場になると良いと思っています。ですので、様々な場面での声かけや、トレイニーさん同志の会話の機会も作ってトレイニーさんの素に近い状態を見るようにしています。

支援を進める中では、やはり言葉が大切ですよね。適切なタイミングで、トレイニーさん個々人が受け止めやすい言葉で伝えることが、関係作りやサポートには必要だと考えています。今後もスキルを学びながら、自分なりの支援スタイルを作っていきたいと考えていますが、最も重要なことは信頼関係を築くことだと思います。注意や指摘も必要ですが、それは信頼関係があってこそ効果があるものです。まずは、信頼してもらい、何でも言える関係を作り、トレイニーさんに「大きな問題ではないが、ちょっと言っておこう」という気持ちを持ってもらえるような存在でありたいですね。

Melkでやりがいを感じるのはどのような時でしょうか?

あるトレイニーさんが、希望されていた接客の職種でご入社されました。当初は、難しい面もあるとは思いましたが、トレイニーさんご自身が、「どうしてもその会社で働きたい」という思いで就職の準備や面接に臨まれていたので、模擬接客のトレーニングの個別メニューも用意して支援を続けてきました。採用が決まった時は、私も本当に嬉しかったです。現在は、定着支援も続けています。当初は1週間に1回Officeに来ていただき、入社後の様子を伺っていました。現在は職場にもとけこみ「何かあったらいつでも連絡ください」という関係になっています。入社した企業の担当者の方と、ご本人とMelkでの三者面談でも、とても良い言葉をいただいており、ご支援ができて本当に良かったと思っています。

Melkで今後チャレンジしていきたいことは何ですか?

これからも様々な支援のスキルを学んで、自分の引き出しを増やしていきたいですね。就職のタイミングだけではなく、後々でも役に立つようなプログラムをご提供していきたいです。プログラムのアレンジなども柔軟にできるのがMelkの強みだと思いますので、「かゆい所に手が届く」プログラムや支援の在り方を模索していけるといいですね。

また、就労移行支援事業は全国ではまだまだ知られていないことも多いです。いつか将来的にはMelkのOfficeを全国に広げる構想の中で、私の地元の愛媛Officeを立ち上げることができたら、良いなと考えています。

最後に、好きな言葉を教えてください。

川崎砂子Office 井上 静

バレーボールの長岡望悠選手のお父さんの言葉だそうですが、とても共感しています。私も目標を持って生きていきたいと思っていますし、心を広く持って周囲の人に接することができる人でありたいと思っています。