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利用者の声

50代男性(精神障がい/うつ病)の事例

 
 
 

笑顔の自分を取り戻して


就職者
サービス業(事務職)に就職
通所期間:1年6ヶ月
50代男性(精神障がい/うつ病)

全てを受け入れてくれた場所

大学を卒業後、大手企業に就職し20数年間働いていました。しかし、企業内のトラブルに巻き込まれたことがきっかけでうつ病を発症してしまい、退職をしてからは、通院をしながら静養する生活を2年間ほど続けていました。

主治医からは「毎朝同じ時間に起きて、同じ時間に出かける習慣をつけましょう」と言われ、ハローワークに通うようになりましたが、前職の辛い経験から働こうとする気力はなかなか湧いてきませんでした。
しかし、ハローワーク職員の方がいつも気にかけて声をかけてくれており、ある時、複数の就労移行支援事業所のパンフレットを手渡してくれたのです。「そろそろ、何か行動をしてみようかな…」と思い、たまたま一番上にあったMelkのパンフレットを見て、見学に行ってみることにしました。

長い社会人経験があったとはいえ、新しい場所へ行き、その扉を開けるまでには、大きな勇気が必要でした。正直なところ、まだ就職に対して気落ちが向いていたわけでもありませんでしたし…。
しかしMelkのスタッフは、そんな私の思いも含めて、全てを肯定的に受け入れてくれたので、試しに通ってみようと行動に移すことができました。

通所中は多くのプログラムに参加し、土曜日の余暇活動にも積極的に参加しました。スタッフと相談しながら、自分の体調やレベルに合わせてトレーニング内容を選ぶことができるので、メンタルが上向きになるにつれて、通所日数も無理なく徐々に安定に向かっていきました。

特に記憶に残っているのは、「模擬面接」「自己分析」などの就職活動に関連したプログラムのほか、「ダンス」と「Melkまつり」(利用者さんが主体となって企画・運営するイベント)です。自己分析では、社会人になってからの出来事のすべてを文章に書き出したことで、自分を見つめることができました。「Melkまつり」では先頭に立って盛り上げ役を担い、ミュージカル仕立ての舞台の脚本を手掛けたりと、仲間を巻き込んで楽しんだことが思い出深いですね。

1年6ヶ月間のMelkでのトレーニングを通して、毎日決まった時間に、決まった場所に通い、訓練を行うことにより、安定しなかった生活のリズムを就業型に整えていくことができました。以前のように、人と接することが楽しくなり、居場所ができたことを嬉しく感じるようになりました。まるでホームであるかのような雰囲気が、MelkのOfficeにはありました。

「ただいま」 迎えてくれる人がいる幸せ

現在は大手グループ企業の子会社に勤務し、グループ内の福利厚生、総務、税務などを担っています。

私が所属している郵便室では、業務の効率化を図るため、グループ内のすべての情報のやり取りを一括して扱っています。就職したばかりのころは、数百種類はある社内用語を覚えることがとても大変でした。荷物の仕分けなどの配送業務や、データ送付とそれに際して必要となる修正・確認作業など多岐にわたる業務があり、社内はもちろん、社外の方とのコミュニケーションも必要とされます。よそよそしくせず、かつ、馴れ馴れしくならないように心がけて接しています。

就職から1年半が経過しましたが、現在も定期的に定着支援の面談があるため、ちょくちょくMelkのOfficeに顔を出しています。不思議なもので、何か困ったことがあった時には真っ先にMelkに足が向いています。まるで自宅に帰るような気持ちです。

以前、新しく来た上司と合わずに悩んだ時も、すぐにMelkに相談をしました。事情を話した際、スタッフの方が「(障がい者雇用に理解のない上司のもとで)無理して働くことはないです。Bさんなら他にもいくらでも仕事はあります!」と言ってくれたことがとても心強かったです。

私が上層部と話し合いをする際にもスタッフが同席してくれて、その結果、他の部署に異動することができました。無理して働き続けることで病気が再発することが一番怖かったので、自分らしく居られる部署に異動し、仕事を続けることができて、とても感謝しています。「私は1人ではなく、Melkがいる」、心の拠りどころがあるというある安心感のもとに、仕事に臨むことができています。

仕事ができる喜びを噛みしめる

先日、大病を患い、手術と1ヶ月間の入院をするという出来事がありました。まだ患部に痛みはあるものの、退院後の配慮もしていただき、順調に職場復帰をすることができました。

今後の目標は、できる限り長く働くことです。今の会社も好きだし、仕事も好きです。

しかしながら、もし何らかの事情でこの会社を辞めなければならない出来事が起きたとしても、「どこに行っても自分にできる仕事、必要とされる仕事はある。自分に合い、楽しく働き続けられる場所もある」と思えます。そんな気持ちになれたもの、「就職したからこそ」なのだと感じています。

※画像はイメージです。